ナガスネビコの奇襲を受けたイツセとイワレの兄弟は、防戦一方だった。 うわーっ! イワレはすぐ横で兄・イツセの悲鳴を聞いた。 振り向くと、イツセの腕に矢が刺さっていた。腕から流れ出す血でたちまちイツセのまわりは真っ赤に染まった。 「兄さん!」 慌…
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