一刻後 わたしとイザナミは、天の浮橋に立っていた。ここからなら、下界の様子がよく見える。 そこには海も陸もなかった。ただ一面、茶色のどろどろしたものが広がっているだけだった。 わたしは不安になってきた。 「こんな、何もないところに国を作ろうと…
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